【名物】めいぶつ
【名物】めいぶつ
古来よりすぐれていわれのある茶道具のことをいう。
利休以前、足利義政の頃のものを大名物(*1)、利休時代に知られてものを名物、
小堀遠州が選定したものを中興名物(*2)と称する。
他に八幡名物(*3)・千家名物(*4)など種々ある。
*1 おおめいぶつ
*2 ちゅうこうめいぶつ
*3 やわためいぶつ
*4 せんけめいぶつ
まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成20年6月27日
【万代屋釜】もずやがま 
【万代屋釜】もずやがま
茶湯釜の一種。
利休が好みで辻与次郎に作らせ、その女婿の万代屋宗安(*1)に贈った釜の形から出たもの。
形は一定しないが、広口、鬼面鐶付(*2)で、肩及び腰に二本の筋があり、その間に累座(*3)がある。
累座の代わりに巴紋のあるものもある。
*1 もずやそうあん
*2 きめんかんつき
*3るいざ

まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成19年12月28日
【紅葉呉器】もみじごき 
【紅葉呉器】もみじごき
呉器茶碗(*1)の一種で、特に釉中に紅色の鹿子斑(*2)が美しく出ているので、紅葉の名が生まれた。
胴部に、指跡や変化があり呉器茶碗中最も美しい。
この手の本歌はもと大徳寺にあったが、秀吉を経て柳営御物(*3)となった。
*1 ごきちゃわん
*2 かのこはん(窯変の一種で、黄色またはピンクの斑点)
*3 りゅうえいぎょぶつ

まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成19年12月28日
【夜学】やがく 
【夜学】やがく
甕形の四方に火灯窓のような透しがあるものをいう。
昔、夜に学問をする際、机上を照らす灯明の火皿の台を転用したもので、大きいものは手焙に、小さい物は蓋置などに用いられる。
灯台ともいう。
青磁や古銅が多い。

まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成19年12月28日
【よなが】よなが 
【よなが】よなが
利休作の竹二重切(*1)花入。
園城寺(*2)、尺八とともに利休が小田原陣中で作った竹花入の一つ。
二重切花入の代表とされており、節と節との間が長く、節の間を「よ」と呼ぶことから、「よ」を「夜」にかけて「よなが」と命名された。
*1 にじゅうぎり
*2 おんじょうじ

まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成20年10月17日
【柳営御物】りゅうえいぎょぶつ 
【柳営御物】りゅうえいぎょぶつ
柳営とは幕府のことで、徳川将軍家秘蔵の名物茶器。
徳川家康の収蔵品が基礎となり、徳川家光の代に膨張した。
後代になっても増減があるが、徳川家綱までの名物が称される。
初花肩衝茶入(*1)、藤四郎(*2)の茶壺などがある。
*1 はつはなかたつきちゃいれ
*2 とうしろう

まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成19年8月17日
【琳派】りんぱ 
【琳派】りんぱ
尾形光琳(*1)の『琳』の字をとって名付けられた画派の一つ。
江戸初期の本阿弥光悦(*2)・宗達(*3)に始まり、同中期の光琳・乾山(*4)を経て酒井抱一(*5)に至る。
装飾画派の名で呼ばれ、工芸の分野にまでも及び、日本美術の本流に位置する。
*1 おがたこうりん
*2 ほんあみこうえつ
*3 そうたつ
*4 けんざん
*5 さかいほういつ

まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成20年6月6日
【露地笠】ろじがさ 
【露地笠】ろじがさ
露地用具の一種。
数寄屋笠、竹の子笠ともいう。
雨、または雪の日に各自これを用いる。
竹皮製の笠で、手がかりの掛緒が内部の一端に付いており、これに右手を通し、掌を上向きにして支えて扱う。

まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成20年11月27日


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