【魚屋茶碗】ととやちゃわん 
【魚屋茶碗】ととやちゃわん
斗々屋とも書く。朝鮮茶碗の一種。
この名は、利休が魚商の店頭に見出したからとも、また堺の魚商の元締めの
納屋衆(*1)が所持していたからなどとも言われる。
全体の作調が粗ではあるが茶陶にふさわしい穏やかな趣に満ちている。
*1 なやしゅう

まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成21年4月17日
【銅鑼】どら 
【銅鑼】どら
元来は打楽器であって、銅製の円盆形で、中央部が半球形に突起している。
茶湯では通常、小間の茶室の茶事の際に、中立ちして腰掛にいる客を迎える合図として用いる。
通常は、『大・小・大・小・中・中・大』と、七点打つ。

まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成20年4月25日
【箱炭斗】はこすみとり 
【箱炭斗】はこすみとり
水屋用の炭斗で、勝手炭斗ともいう。
桑製で手付きの四方形。
席中の炉や風炉の火をつぎ足すために用いる。
道具炭、切炭、香溜を入れて、火箸を手前の手に添えて立て、釜鐶をかけ、他方に板釜敷をかけて羽箒をのせて持ち出す。

まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成20年5月16日
【馬上盃】ばじょうはい 
【馬上盃】ばじょうはい
高台部分が立ち上がり、脚状を呈しているもの。
馬上のまま酒を飲むのに、この脚(高台)が握りとなるのでこの名がある。
中国の青磁・白磁など、また朝鮮の三島などにある。
和物では唐津や八代など九州系の窯のものによく見かけられる。

まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成20年7月18日
【挽家】ひきや 
【挽家】ひきや
茶器を保存する為の容器の総称。
木の挽物(*1)で出来ているところからの称。
茶入を納める場合、棗形に作られているものが多く、蓋の甲に銘などを金や銀で蒔絵書きしたり、彫りこんだりしてあるものもある。
材質は、黒檀(*2)や紫檀(*3)、竹など多種がある。
*1 ひきもの=ロクロで挽いて作ったもの
*2 こくたん
*3 したん

まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成21年9月25日
【不二山】ふじさん 
【不二山】ふじさん
本阿弥光悦作の楽茶碗。国宝。
その白釉と黒及び鼠色の火変わりの釉景から雪を戴く富士山とみての
銘とも、無二の出来という意からの銘ともいう。
光悦の娘が嫁入りの際、振袖裂に包んで持参させたので『振袖茶碗』
とも呼ばれた。

まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成20年6月26日
【蒲団釜】ふとんがま 
【蒲団釜】ふとんがま
辻与次郎作の平丸形の釜。名物。
『蒲団釜』の名の由来は、利休が城の天守での茶事が終わって下に降ろすとき
蒲団に包んで大事に降ろしたところからとも、形姿が丸い小蒲団を想わすところ
からともいわれている。

まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成21年2月6日
【文琳】ぶんりん 
【文琳】ぶんりん
茶入の一種。
文琳は林檎(*1)の異名でその形に似た茶入をいう。
古来、唐物茶入の中で茄子と文琳はその最上位にあるといわれ、特に文琳は黄釉の景色がすぐれ、名物も多い。
伝存する代表的なものに、珠光・本能寺・羽室・筑紫などがある。
*1 りんご

まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成21年5月29日
【本能寺文琳】ほんのうじぶんりん 
【本能寺文琳】ほんのうじぶんりん
漢作唐物文琳茶入。大名物。別名『朝倉文琳』『三日月文琳』。
もと朝倉義景の所持。
「三日月」の名は弦月状の釉抜けがあることから名付けられた。
その後織田信長に伝わり、さらに本能寺に寄進されたのでこの名がある。

まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成21年6月5日
【名物】めいぶつ
【名物】めいぶつ
古来よりすぐれていわれのある茶道具のことをいう。
利休以前、足利義政の頃のものを大名物(*1)、利休時代に知られてものを名物、
小堀遠州が選定したものを中興名物(*2)と称する。
他に八幡名物(*3)・千家名物(*4)など種々ある。
*1 おおめいぶつ
*2 ちゅうこうめいぶつ
*3 やわためいぶつ
*4 せんけめいぶつ
まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成20年6月27日

人物