【歌仙絵】かせんえ
【歌仙絵】かせんえ
藤原公任(*1)によって奈良時代から平安時代の和歌の名手三十六人が選ばれ、
歌仙と呼ばれて崇拝されたが、その画像をいう。
これに代表作の歌一首が書き添えられ、上畳(*2)の有無など種々の形式があり、
江戸時代まで数多く製作された。
*1 ふじわらきんとう
*2 あげだたみ

まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成21年5月8日
【形物香合番付】かたものこうごうばんづけ 
【形物香合番付】かたものこうごうばんづけ
『形物香合一覧』とも称され、多種多様の形物香合(*1)を整理し一覧表としたもの。
優劣を相撲の番付に擬して表示している。
安政二年(1855)刊行の一枚刷りである。
「大関」として交趾大亀・染付辻堂があげられている。
*1 かたものこうごう

まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成20年2月15日
【唐物】からもの
【唐物】からもの
中国より伝来の茶器類をはじめとする物品の総称。
古代からの呼称だが、特に室町時代に舶来の宋・元代の織物や調度品、茶道具類にこの称が行われた。
明朝(*1)に発達した金襴(*2)・緞子(*3)などの織物が唐物の称を流布した。
*1 みんちょう
*2 きんらん
*3 どんす
まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成19年8月24日
【鑑蔵印】かんぞういん
【鑑蔵印】かんぞういん
特に書画の収集家が鑑識収蔵の証として、その書画の本紙または表具の部分に捺す印章のこと。
中国では北宋の頃から盛んとなり、日本でも宋元画の渡来で、室町時代から盛んに行われた。
足利義満の天山・道有・善阿の瓢印などが有名。
まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成21年8月7日
【高野切】こうやぎれ 
【高野切】こうやぎれ
伝 紀貫之筆の古筆切(*1)。
古今集の現存最古の写本。
仮名書きの名品。
巻首の断簡が秀吉から高野山の木食上人応其(*2)(1536-1608)に与えられ伝来したので、この名称が生まれた。
当初は21巻あったが、現在は9巻分しか残っていない。
*1 こひつぎれ
*2 もくじきしょうにんおうご

まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成20年8月8日
【御所丸茶碗】ごしょまるちゃわん 
【御所丸茶碗】ごしょまるちゃわん
朝鮮茶碗の一種。
御所丸といわれた朝鮮との交易船によって運ばれてきたので、この名が出た。
その意匠は古田織部の手になり、窯は金海で焼かせたという。
白釉をかけただけの白茶碗と、さらに黒釉を片身替風に塗った黒刷毛茶碗とがある。

まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成21年9月4日
【古筆切】こひつぎれ
【古筆切】こひつぎれ
和歌集を主とする、平安・鎌倉時代の優秀な古書蹟の筆跡断片を称する。
筆者は有名な公卿・歌人・僧侶などが多い。
東山時代の古典復興や茶湯が盛んになるにつれ、名筆の鑑賞も高まり、
掛幅などにするようになった。
まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成20年8月1日
【砂張】さはり 
【砂張】さはり
銅を主とし錫・鉛(銀)を加えた合金製のもの。
奈良時代の文献には『佐波理』とある。
古くから中国・朝鮮・東南アジア・中近東で広く用いられた。
桃山時代以降、茶人の間で花入・水指・建水などに用いられ、その滋潤な金肌の味わいを賞美した。

まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成20年10月3日
【炭斗】すみとり 
【炭斗】すみとり
炭点前の際、炭を組んで持ち出す器。
炭取とも書く。古くは烏府(*1)と称した。
籐組・竹組などの組み物や、一閑・瓢・曲物(*2)など材質や形状が多種ある。
歴代家元をはじめとする茶人の好みも多い。
桑の箱炭斗は水屋用として用いる。
*1 うふ *2 まげもの

まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成20年4月11日


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