【芦屋釜】あしやがま 
【芦屋釜】あしやがま
筑前国(福岡県)遠賀川河口の芦屋で鋳造された釜の総称。
創始の時期は、一説には鎌倉時代初期とあるが、正確な年代は明らかでない。
後に工人たちが全国に散逸し越前芦屋・播州芦屋・伊勢芦屋などの分派へと発展していった

まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成20年10月10日
【安南焼】あんなんやき 
【安南焼】あんなんやき
安南地方(ベトナム)で製作された陶磁器の総称。
ベトナムでは中国陶磁の影響で早くから白磁・青磁が焼かれていたが、14,5世紀からは染付・赤絵の製作も始まった。
「絞手(*1)」と呼ばれる安南染付が最も珍重されまた数も多い。
*1 しぼりで

【池田炭】いけだずみ 
【池田炭】いけだずみ
摂津国(現大阪府)の山中、一庫(*1)・国崎あたりで焼かれた櫟炭(*2)で、切炭としては最上。
産地に因み『一庫炭(*3)』、池田で集散したので『池田炭』と呼ばれる。
また、切り口の形容から『菊炭(*4)』とも呼ぶ。
利休時代よりある有名な炭である。
*1 ひとくら
*2 くぬぎずみ
*3 ひとくらずみ
*4 きくずみ

【一行物】いちぎょうもの 
【一行物】いちぎょうもの
茶席での掛物の一種。
古くは「ひとくだりもの」とも称した。
禅語を竪あるいは横に一行に揮毫したもので、竪一行・横一行の別がある。
江戸時代にはいると、大徳寺派の禅僧の筆になる一行物が多く使用されるようになった。

まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成21年7月31日
【一閑張】いっかんばり 
【一閑張】いっかんばり
漆工芸の一種。
木型を使って和紙を漆や糊で張り重ねたものを器胎とした漆器をいう。
軽くて変形せず、ざんぐりした味が保たれる。
飛来一閑(*1)の創始と伝えられ、千宗旦が好んだ。
棗・香合・喰篭・棚物などに多い。
*1 ひきいっかん

まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成20年11月14日
【今焼】いまやき
【今焼】いまやき
古製の器に対して新しく焼かれた物を指す。
天正年間には「今ヤキ茶碗」が『宗湛日記』などにみえる。
その後も「今ヤキ」の香合・肩衝・黒茶碗などが見られる。
利休時代に焼かれた楽焼などはその代表的なものといえる。
まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成21年3月13日
【雲州蔵帳】うんしゅうくらちょう
【雲州蔵帳】うんしゅうくらちょう
出雲松江の大名茶人、松平不昧(*1)の道具帳。
安永から文化頃にかけて、天下の名器保護の目的で収集秘蔵し、嗣子の月潭(*2)に「子孫大切に致可き者也」と遺戒したもの。
不昧の在世・没後にも再三にわたって改修されている。
*1 まつだいらふまい =1751-1818
*2 げったん
まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成20年5月30日
【枝炭】えだずみ 
【枝炭】えだずみ
炭の一種。
躑躅(*1)・椿・樫などの枝を焼いたもので、石灰や胡粉(*2)で白く化粧してあり、白炭・化粧炭ともいう。
火移りが早く導火炭の役目をする。白化粧しない枝炭を名残の茶などに用いることもある。
風炉用は5寸、炉用は6寸。
*1 つつじ
*2 ごふん

まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成20年5月23日
【偕楽園焼】かいらくえんやき 
【偕楽園焼】かいらくえんやき
紀州藩主10代徳川治宝(*1)侯の西浜御殿の偕楽園における御庭焼。
文政2年(1819)にはじめられ、治宝侯の死去した嘉永5年(1852)頃まで続けられた。
その間に、楽家10代旦入・永楽了全・永楽保全・仁阿弥道八などの陶工が招かれて作陶に従事した。
*1 とくがわはるとみ

まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成20年9月12日
【隠れ窯】かくれがま
【隠れ窯】かくれがま
江戸時代には、各藩の窯業には厳重な禁制があって、窯場や窯数などが定められていた。
それで、腕に自信のある者は法規をくぐってへんぴなところで、ひそかに陶器を焼いていた。
これがいわゆる隠れ窯、隠れ焼である。
まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成19年10月19日

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